ユニットバス仕様決めコツ
ユニットバスの仕様決めを上手に進めるコツについてお話しします。
ユニットバス(システムバス)は、様々なメーカーやグレードがあります。
機能や装備もたくさんあります。
どれをどのように選んだらよいのかわからない方も多いと思います。
全てを比較検討していては膨大な量になり、かなりの時間を費やしてしまいます。
それでは、どのようにユニットバスの仕様を決めていったら良いのでしょうか?
上手な進め方についてご説明いたします。
ユニットバスの仕様決めコツ
1、ユニットバス仕様決めコツは予算から決める
ユニットバス仕様決めコツ一つ目は、まずは予算を決めましょう。
ユニットバスは、グレードが何段階にも分かれております。
金額の幅もそれによって数十万単位で変わります。
装備も多岐にわたり、上を見るとキリがありません。
予算がいくらあっても足りませんので、まずは上限の予算を決めましょう。
その予算の中で出来るプランをリフォーム会社から提案してもらいましょう。
たたき台のプランが出来たら、一つ一つの装備を予算と好みに合わせてカスタマイズしていきましょう。
2、メーカーを決める
だいたいの予算が決まったら、次にメーカーを決めましょう。
ユニットバス(システムバス)の主要メーカーは国内だけでも数社あり、これだけでも悩んでしまいます。
特にご指定がなければ、リフォーム会社から取り扱いのあるメーカーを提案してもらいましょう。
メーカーごとに特徴やセールスポイントはありますが、どのメーカーも大体は同等の仕様を備えております。
例えば、保温機能を備えた浴槽を、TOTOでは「魔法瓶浴槽」、リクシルでは「サーモバスS」といいます。
商品名は違えど同程度の機能となります。
あるメーカーにしかない特別な仕様というものもありますので、こだわりがある方はそのメーカーを選びましょう。
数社メーカーを比較したい場合でも、2社までが良いと思います。
3社以上になってくると、選定に時間がかかることと、一つのプランの中にも多くの装備がありますので、混乱してしまいます。
3、最後にユニットバス仕様を決める
予算とメーカーが決まったら、最後に仕様決めです。
色や装備、オプション機能など、細かい仕様を決めていきます。
もしお近くにショールームがあれば実際に足を運んでいただくことがベストです。
カタログで見るのと実際に見るのでは、印象が違って感じられることが多々あるのです。
ショールームには実物のユニットバスやあらゆる設備が展示してあります。
浴室工事が完成した時に、「イメージと違った」という事を避けることもできます。
また、ショールームは訪問の予約をすれば、メーカーのスタッフがアテンドしてくれます。
プロのアドバイスを受けながら、実物を見ながら仕様を決めることが出来るのです。
どうしてもショールームに行けない場合は、カットサンプルや見本帳などを取り寄せることも可能ですので、リフォーム会社の担当者に確認しましょう。